フラッシュ(ストロボ)の有効な使い方

フラッシュを使った時、光が強く当たりすぎたり逆に明るさが足りなくなったりすることはないでしょうか?
そのことがきっかけで、フラッシュを使わないという人も多いのではないかと思います。
今回はフラッシュやストロボの賢い使い方を紹介します。

暗い場所で撮影する時の対策

フラッシュを使うときに気をつけること

フラッシュを用いると近くのものは強く光が当たるので、近くのモノだけが明るく、遠くのものが暗く映ることがよくあります。
また、被写体が暗く映ってしまったり、被写体の色がとんでしまうことも、暗い場面でフラッシュを使用するとたびたび起こることがあります。
これは、被写体との距離が遠い時や被写体が黒っぽいまたは白っぽい時に、フラッシュの光量の調整がうまくいかずに起こるのです。
他にも、暗い場面でフラッシュを用いて人物を撮る際に、目が赤く映ってしまうこともあります。
瞳孔が開いているときに網膜の毛細血管が赤く映ってしまう現象ですが、 被写体への距離や個人差もあって、出たり出なかったりします。

フラッシュでよくある失敗

ここまでの話を聞いただけでは、「フラッシュなしのほうがいいのでは?」と思ってしまいますが、次はシーンに合わせて有効な使い方をご紹介いたします。

フラッシュを有効に使うために

光の届く距離を理解しよう

フラッシュをうまく使うためにまず知っておきたいことは光の届く距離です。被写体まで光がしっかり届いていないと被写体が暗くなってしまいます。

光の届く距離は、ガイドナンバー ÷ 絞り値(F値) = 距離(メートル)で表されます。

例えば、仮にガイドナンバーが10、絞り値(F値)が4であれば 10÷4=2.5となり光が届く適正な距離は2.5メートルとわかります。
※ガイドナンバーはISO感度を100としたときの基準となっているので、ISO感度が高くなればガイドナンバーもそれに応じて大きくなります。

スローシンクロ撮影を試してみる

人物と夜景の撮影をする場合、人物は明るく撮れているのにその背後の夜景が、ほとんど映らないことがあります。
そんな時は、スローシンクロ撮影を試してみましょう!

スローシンクロ撮影とは、暗い背景の露出はそのままにして、近くの被写体にはストロボを発光する撮影方法です。
これにより近くの被写体と暗い背景の両方とも適正な露出を得ることができます。ただし、シャッタースピードが遅くなり、 手ブレしやすくなりますので 三脚を使用することをおすすめします。

暗いシーンでの撮影なのでISO感度を上げて、多く光を取り入れる方法もありますが、ISO感度を上げるとノイズが出やすくなりますし、 スローシンクロ撮影の方が大きな効果を得ることができます。

また、もしマニュアルで露出の設定ができないときは、夜景モードかストロボの設定をスローシンクロモードにしてみてください。

スローシンクロ設定あり

スローシンクロ設定あり

スローシンクロ設定なし

スローシンクロ設定なし

日常でフラッシュを使えるシーンは多い

まずはフラッシュを使うときにどんな失敗が起こりやすいのかを知ること、被写体との距離を考えて撮影することを心掛けましょう。
普段のシャッターチャンスの中にも、フラッシュを使うことで上手に撮影ができる機会は多くありますので、日々チャレンジしていきましょう!

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よくあるご質問

フラッシュ(ストロボ)を使うときに気をつけるべきことはありますか?

フラッシュ(ストロボ)を用いると近くのものは強く光が当たるので、近くのモノだけが明るく、遠くのものが暗く映ることがよくあります。
また、被写体が暗く映ってしまったり、被写体の色がとんでしまうことも、暗い場面でフラッシュを使用するとたびたび起こることがあります。
こちらの記事内で、そんなときに有効なスローシンクロ撮影等について見本写真と合わせて解説しています。

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