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年賀状で出産報告をするときに赤ちゃんの写真を載せたいけれど、よい写真が撮れないと悩む人に向けて、赤ちゃんの写真を撮るときのコツをお伝えします。赤ちゃんの可愛らしい表情や行動を撮って、最高の年賀状を作りましょう。また、写真の撮り方だけでなく、年賀状に添える文章の書き方や、赤ちゃんの写真を載せるか・載せないかの判断基準も含め、3つのポイントで紹介します。
赤ちゃんの成長はとても早く、月齢によってできることも変わってきます。年賀状に赤ちゃんの写真を載せるときは、月齢によって写真の撮り方を工夫してみましょう。
生後3ヵ月以内の赤ちゃんは寝ていることが多く、ポーズも限られてきます。そのため、赤ちゃんの寝相を利用した寝相アート風の写真に仕上げると可愛らしい雰囲気を演出できます。生後3ヵ月以内の赤ちゃんの写真を撮るときは、先に背景の準備をしてから赤ちゃんを寝かせて写真を撮ってください。
背景は白いシーツを使い、カメラの光を反射するようにします。赤ちゃんの服や周囲に置く小物はお正月や干支にちなんだものを選んで年賀状らしさを演出しましょう。
フラッシュを使うと赤ちゃんが驚いてしまうので、写真撮影は室内の明るい場所がおすすめです。また、撮影時はカメラの逆光や露出補正を使って明るさを補正すると、柔らかい雰囲気を演出できます。
カメラは連写モードにして複数の写真を一度に撮影し、その中で一番よい写真を選びましょう。カメラアングルは真上からだけでなく、横や斜めからも撮影すると赤ちゃんの豊かな表情を撮影しやすくなります。
首が座って動きと表情が豊かになる生後4ヵ月以降は、赤ちゃんの笑顔を存分に引き出せるようにおもちゃを使ってみましょう。特に色合いがはっきりしたおもちゃと音が出るおもちゃが赤ちゃんの興味を引きやすいです。
生後8~10ヵ月頃になればハイハイができるようになり、生後11ヵ月頃には立ち始めるようになります。赤ちゃんはますます活発に動き回るので、動きを活かした写真撮影を心がけてみましょう。
赤ちゃんを自由に遊ばせて笑顔を引き出してもよいですし、離れた場所でカメラを構えたまま赤ちゃんの名前を呼んで、こちらへ歩いてくるショットを撮っても元気な様子が伝わります。両親のどちらかが赤ちゃんと一緒に遊んで、もう一方がカメラを担当する撮影方法も、赤ちゃんの楽しそうな様子を写真に収めたいときに有効です。
年賀状の写真には、家族と一緒に撮影した写真を選ぶ方法もあります。赤ちゃんを含めた家族写真を撮影するときは、構図や演出を工夫して年賀状にぴったりの1枚を残しましょう。
両親と赤ちゃんの3人で写真撮影をするときは、赤ちゃんを挟んだ三角形の構図にするとバランスがよくなります。3人で寝転がったり、頬杖をついて赤ちゃんと目線を合わせたりして写真を撮ると、年賀状ならではの特別感が演出できます。年賀状に赤ちゃんだけの写真と家族そろった写真を一緒に載せる場合は、家族の手や足を並べて写した写真を選んでもよいですね。
屋外で写真撮影を行うときは、明るめの日陰を選んで撮影すると自然な表情が撮りやすいでしょう。明るすぎる場所を選ぶと逆光で顔周りが暗くなったり、まぶしさに目を細めたりして表情が変化するので注意してください。
帽子や靴といったお揃いの小物を身に着けた写真は、家族の一体感が演出できます。
小物は干支にちなんだものを選び、家族全員で干支を表現するとよりお正月の特別感が出せます。互いの顔を近づけて家族の集合写真を撮るときは、こぶし1つ分を目安に距離を空けると親密さが伝わります。家族全員の顔にピントを合わせるには、並んだときに両親と赤ちゃんの鼻の位置が一直線に並ぶように撮影するのがポイントです。
年賀状に載せる挨拶文は、定型文を利用すると簡単に作成できます。年賀状を送る相手によっては手書きの文字を添えると親しみが伝わります。
友人や遠方の家族といった親しい人に出産報告の年賀状を送るときは、赤ちゃんの名前も一緒に伝えてみましょう。テンプレートは赤ちゃんの名前を入れられるタイプを選び、「お近くへお越しの際はぜひ遊びに来てください」と一言添えると赤ちゃんが産まれたことの喜びが伝わります。
出産報告では「我が家に新しい家族が加わりました」という文章で始まる報告が一般的でしょう。赤ちゃんの名前と生まれた日付に加えて赤ちゃんの性別を入れてみてもいいかもしれません。
定型文と手書きのメッセージを使う場合は、手書き部分に赤ちゃんを主体にしたメッセージを添えてみましょう。赤ちゃんの写真の上に新年の挨拶を書いたり、顔の横にメッセージを書いたりして、赤ちゃん自身が「会いに来てね」と呼びかけているようなデザインにすると赤ちゃんの可愛らしさが伝わります。
手書きのメッセージを入れたいときは、写真や文章とのバランスに気をつけてください。手書きの文章が長すぎたり文字が大きすぎたりすると、文章が読みにくくなってしまったり、写真が見えにくくなったりしてしまいます。
年賀状用の写真を撮るときは、複数の写真を撮って候補を絞り込むと納得の1枚を選びやすくなります。年賀状を作るときに慌てないよう、あらかじめ写真の候補を用意しておきましょう。どの写真を使うかは家族間でじっくり検討して、納得の1枚を選んでください。
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