年賀状を上司・先輩・目上の人に送るマナー。宛名の書き方やNGを解説

最近は年賀状の代わりにメールやメッセージアプリで新年の挨拶を済ませる人が多くなってきました。
しかし、上司や先輩、同期など職場関係の人にはきちんと年賀状を送って新年の挨拶をするのが望ましいです。
親しい友達同士ではデザインもメッセージも自由に選べますが、ビジネス上のお付き合いではマナーにも気を配って年賀状を作成することが大切です。

今回は職場の上司や先輩、同期に年賀状を送る際のマナーや気を付けるべきポイントをまとめました。

年賀状を職場の上司や先輩に送るときに心得ておくべきマナー

賀詞の選び方や添え書きなど年賀状を職場の上司・先輩に送るときの7つのマナー

職場関係の人のうち、最もマナーに気を付けたいのが上司や先輩宛の年賀状です。
上司や先輩は単純に目上というだけでなく、日頃から仕事の指導もしてくれる存在であり、この先もお世話になる相手のため、マナーを守った年賀状を送りましょう。

ここでは上司や先輩に年賀状を送るときに注意しておきたいポイントをまとめました。

1. 元旦に届くよう早めに年賀状を投函する

年賀状を元旦に届けるためには、12月25日までにポストに投函する必要があります。
年賀状の発売は11月1日頃なので、余裕があるように思うかもしれません。しかし、12月になると年末年始に向けて仕事が増える上、クリスマスや忘年会などイベントが重なるため、年賀状作成に取りかかるのが遅れてしまいがちです。

気付けば年末ギリギリになってしまった…なんてこともありますので、年賀状はなるべく早めに購入し、上司や先輩宛の分は優先的に作成するようにしましょう。

2. 二文字以下の賀詞は避ける

「賀正」や「迎春」など2文字の賀詞は年賀状でよく見かけますが、実はこれらは略語で、前者は「正月を迎えます」、後者は「新春を迎えました」という意味があります。
友達同士なら問題ありませんが、目上の人に対して略語を使うのは失礼になる場合があるため、2文字以下の賀詞の使用は避けましょう。

おすすめは「謹賀新年」「恭賀新年」などの四字熟語や、「あけましておめでとうございます」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの一文です。

3. 手書きの一文を添える

最近は家庭用プリンタやプリントサービスを活用することで、簡単にきれいな年賀状を印刷できるようになりました。
賀詞や挨拶文、宛名などもまとめて印字できますが、プリントした余白に手書きで
「旧年中は大変お世話になりありがとうございました」
「今年も精一杯努力して参る所存ですので何卒よろしくお願い申し上げます」
などの添え書きを入れると気持ちが伝わりやすいかもしれません。

4. デザインは落ち着いた物を選ぶ

年賀状のデザインは多種多様に存在しますが、上司や先輩宛の年賀状には派手すぎず、落ち着いたデザインを選ぶようにしましょう。
「ビジネス向け」に分類されているテンプレートがおすすめです。

5. 結婚報告や出産報告、転居報告をメインにしない

最近は結婚や出産、転居などの報告を兼ねた年賀状を送る人が増えてきました。
一石二鳥ですが、年賀状はあくまで新年の挨拶がメインです。目上の人に対して結婚や出産、転居報告を兼ねた年賀状を送る際には注意しましょう。

6. 住所は上司や先輩へ尋ねてみる

コンプライアンスの観点から、同じ職場に勤務していても、社員や職員の住所は開示されなくなっています。
年賀状を送るために住所が必要な場合、必ず本人に直接尋ねましょう。人づてで聞いた住所では誤っている可能性がありますし、届いたとしても住所を知られていることを不審に思われてしまうかもしれません。
まず年賀状を送りたい旨を上司や先輩に伝え、そのために住所を教えてほしいと尋ねればきっと快く教えてくれるでしょう。

7. 添え書きは日頃の感謝と今後お世話になることへのお願いをメインにする

手書きの一筆を添えるのも心遣いの1つです。送る相手ごとに添えたい言葉は違ってくるため、プリントされた年賀状に一言ずつ添え書きを入れてみてはいかがでしょうか。
上司や先輩宛の年賀状では、旧年中にお世話になったことへの感謝の気持ちを込めるとともに、来年以降もご指導をいただきたい旨を記載するのが一般的です。

親しき仲にも礼儀あり!同期や後輩に年賀状を送るときの2つのマナー

同期や後輩は自分と対等、あるいは自分のほうが上の立場なので、上司や先輩宛の年賀状ほど堅苦しくなる必要はありません。
しかし、個人的に親しい間柄でない限り、ビジネス上のお付き合いであることに変わりはありませんので、最低限のマナーは守りましょう。

基本的なマナーは上司や先輩宛の年賀状と同じですが、同僚や後輩宛の年賀状では以下の点が異なります。

1. 同期・後輩宛なら2文字以下の賀詞を使ってもOK

先輩や上司などの目上の方に2文字以下の賀詞を使うのはNGと説明しましたが、対等または目下の人に送る年賀状なら「賀正」や「迎春」のような2文字以下の賀詞を使っても問題ありません。

ただ、あまり親しくない同期が相手の場合は先輩や上司と同じように丁寧な賀詞を使用したほうがよいでしょう。

2. 添え書きは「一緒に」を強調するのがおすすめ

同期や後輩に送る年賀状にも手書きの一筆があると喜ばれるでしょう。
職場関係の人なので、添え書きも仕事に関することを書くのが一般的ですが、
「今年も一緒に会社を盛り立てていきましょう」
「お互い精進しましょう」
など、一緒に何かをすることを強調すると絆が深まります。

親しい付き合いがある場合は、
「また一緒に飲みに行きましょう」
「また家族で遊びにいきましょう」
など、お誘いの文句を入れるのもおすすめです。

職場関係の人に年賀状を送る場合はマナーとルールをしっかり守りましょう

上司や先輩、同期、後輩など、職場関係の人に年賀状を送る場合は、たとえプライベートで付き合いがあってもマナーやルールをきっちり守ることが大切です。
特に上司や先輩など目上の人宛に年賀状を書く場合は、賀詞や言い回しに気を付け、新年早々失礼のないように配慮しましょう。

一方、同期や後輩は普段の関係によってややカジュアルな年賀状を送ってもOKですが、一定の節度は必要です。

年賀状は新年の挨拶をすると同時に、日頃の感謝の気持ちを伝える場でもあります。普段手紙などのやり取りをしない方は色々と書きたくなってしまいがちですが、肝心な内容が伝わらない年賀状にならないよう注意することが大切です。
職場関係の人に送る年賀状のデザインやレイアウト、文面に悩んだ場合は、ビジネス向けのテンプレートを利用するとよいでしょう。

上司には、普段の会話や行動でも礼儀やマナーに気を使う必要がありますが、年賀状でも目上の方に送る際のマナーがあります。マナーを守った年賀状を送れば上司の心証を損ねることもないので、ポイントをしっかり押さえておきましょう。失礼にならない書き方をマスターして、年賀状で自分の存在をアピールしてみましょう。

年賀状を職場の上司や先輩に送るときに心得ておくべきマナー

上司に送る年賀状に宛名を書くときのポイント4つ

初めて上司に年賀状を出す場合、一番注意したいのが宛名の書き方です。
住所と名前だけ書けばよいと思っている方も多いようですが、宛名の書き方にはマナーがあります。以下で詳しく解説します。

1. マンション名は省略しないですべて記載する

宛先の住所を記載する上で、つい略してしまいたくなるのがマンション名です。特にマンション名が長かったりすると、住所や名前とのバランスの取り方が難しいので、部屋番号だけの記載にしてしまう人も少なくないでしょう。
結論から言うと、マンション名を書かなくても棟名や部屋番号がきちんと書かれていれば年賀状は届きます。しかし、上司に送る書面の内容を省略するというのは失礼にあたるとされており。たとえ書きづらいとしてもマンション名も含めすべて記載した方が望ましいです。

2. 宛名は住所よりも大きな文字で書くこと

宛名は必ず住所よりも大きな文字で書くのが基本です。宛名と住所はフォントを同じにしたほうが綺麗にまとまっているように感じるかもしれませんが、宛名を大きく書いたほうが送る相手への敬意が伝わります。

3. 宛名に会社名や役職は不要

宛名を書くときに会社名や役職を記載するか、迷ってしまうという方も多いかもしれません。結論からいうと、働いている会社の上司であればどちらも不要です。自宅に年賀状を送るのですから、会社名も役職も書く必要はありません。

4. 裏面が横向きのデザインでも表面は縦書きにする

最近は年賀状のデザインも多様化しているので、イラストや賀詞など横向きのデザインにする方も増えています。
特に若い世代では横向きのデザインを利用することが多いですが、たとえ裏面が横デザインであっても、上司や目上の人に送る年賀状の表面の宛名は縦書きにするのがマナーとされています。
横書きがマナー違反ということではありませんが、風習や伝統を踏まえて縦書きで宛名を作成しが方が、格式高い好印象な仕上がりになることでしょう。

上司への年賀状でやってはいけないNG行為をご紹介

年賀状というのは、上司や目上の方に出すときのマナーと友達や恋人に出すときのマナーが異なります。ここでは、上司への年賀状でやってはいけないNG行為をご紹介します。

1. 賀詞は必ず4文字にする

賀詞というのは、「賀正」や「迎春」など年賀状の最初に書く新年をお祝いする言葉です。賀詞には、1文字と2文字、4文字、文章という4つのグループがありますが、上司に送る年賀状では1文字と2文字の賀詞は控えた方がいいでしょう。
1文字や2文字の賀詞の意味合いは、「おめでとう」というだけになるので、ラフな挨拶になってしまいます。一方、4文字の賀詞には、自分がへりくだり相手を尊ぶ表現が含まれており、うやうやしい、謹んでなどの意味合いがあります。
1文字や2文字の賀詞は友達や恋人など親しい間柄に使うものなので、上司への賀詞は「謹賀新年」や「恭賀新年」など4文字の賀詞を使いましょう。
また「あけましておめでとうございます」「謹んで初春のお喜びを申し上げます」という新年の挨拶文も賀詞になりますので、4文字の賀詞と重複して書かないように注意してください。

2. 句読点は使わないのが正解

年賀状は賀詞や挨拶文をプリントするのが一般的ですが、手書きで一言挨拶を添えることも多いでしょう。
一言書くときには句読点をつけないことも大事なマナーです。普通であれば長めの一文には読点、文の最後には句点をつけますが、読点は区切りという意味があり、句点は終わりや終止符という意味があるため縁起が良くないとされています。
もし、読点をつけないと文章的におかしい、読みづらいという場合は、区切りのよいところで改行するとよいでしょう。

3. 元旦に届くように心がける

年賀状は、1月7日の松の内(※一部地域によっては1月15日)までは送っても送られてもマナー違反にはなりません。また、絶対に元旦に届けなければいけないというものでもありませんが、上司へのマナーとしては元旦に届くように投函した方が望ましいところです。
年賀状を送るのは仕事ではありませんし、元旦という締め切りがあるわけでもないのですが、礼儀という面から考えると元旦届いた方が相手に良い印象を残せるでしょう。

4. 縁起の悪い言葉は使わない

上司への年賀状に限らず、縁起の悪い言葉を使うのは避けましょう。縁起が悪いとされる言葉はたくさんありますが、特に「去」「失」「終」「流」などの言葉には注意しましょう。
こういった言葉は、「去年はお世話になりました」「大きなプロジェクトも終了し」「月日は流れ」など挨拶の一文でうっかり使ってしまいがちなので、意識して使わないようにするのが賢明です。

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