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年賀状の書き方と知っておきたいマナー

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皆さん、年賀状を書く際に正しい“賀詞”を使えていますか?年号や添え書きの書き方は大丈夫ですか?間違った使い方をしてしまうと思わぬ失敗につながってしまうかも。そこで、失敗しないための正しい年賀状の書き方やマナーについてご紹介します。

一般的な年賀状の書き方とマナー

◎年賀状作成の基本

まずは年賀状の書き方の基本の「き」からご紹介します。
ほとんどの方はマスターしている部分だと思いますが、下記の基本事項は、書き忘れると正しい年賀状として完成しませんので、漏れや誤りが無いか、出す前に入念なチェックが必要です。

裏面(デザイン面)の基本!

以下の内容をバランス良く配置します。特に決まりはありませんが、ビジネスの場合はあまり奇抜な配置にならないようにしましょう。

1.賀詞 (明けましておめでとうございます・謹賀新年・賀正・HAPPY NEW YEARなどなど)
2.年号 (作成時は“今年”の年号を書かないように注意!)
3.添え書き (賀詞があれば新年の挨拶は不要)
4.差出人名・住所 (宛名面でも可。どちらか片面でよいので必ず記入)

表面(宛名面)の基本!

以下の内容を既定の書式で記入します。今回は詳しく触れませんが、下のみほん画像のようなレイアウトが基本になります。必要に応じて、会社名や役職名なども記載します。

宛先の住所
会社名、部署名、役職名(会社宛に送る場合)
宛名・敬称(○○様・○○先生など)
差出人名・住所(デザイン面に記載している場合は不要)

出し方の基本!

ご存知の通り1月1日に宛先に届くように出すのが基本です。宛先に届く年賀特別郵便の受付期間は、12月15日~24日ごろです。変動があるので、毎年郵便局のホームページでチェックしましょう。

万が一出しそびれた場合は、お詫びはせずに、いただいた年賀状に対するお礼の気持ちだけを追加で添える方がスマートです。遅れても「松の内」(関東では1月7日頃、関西では1月15日頃)までには着くように出しましょう。

受付期間中に出せるか不安な人は、「投函代行サービス」を利用する手もあります。宛名情報を入力する必要がありますが、思いついた時に簡単に注文でき、投函の手間が不要になります。ぜひチェックしてみてください。

写真入り年賀状の印刷│しまうまプリント
https://www.n-pri.jp/nenga/faq/faq07#faq-list

◎会社の上司や取引先への年賀状

基本を押さえたところで、ビジネス用年賀状の注意点をご紹介します。

デザインで迷う方が多いと思いますが、カジュアルすぎないものであれば特に気にする必要はありません。ただし、家族ぐるみでお付き合いがある場合を除き、子どもや家族などの写真入りの年賀状は出さない方が無難といわれています。

また、取引先宛の場合は、差出人の欄にも自分の会社名・部署名などを入れるのを忘れないようにしましょう。また、上司に送る場合でも、大きな会社では部署名を入れた方が分かりやすこともありますので、状況によって記載しましょう。

宛名については、会社宛に出す場合は、会社名・部署名・役職を入れます(※上のみほん画像を参照)。自宅宛に送る場合は敬称のみで問題ありません。

◎親族や友人・知人への年賀状

こちらも基本を押さえた上で、作成時のポイントを紹介します。

デザインは、親しい友人や先生、会社の先輩、高齢の方など、受け取る人の好みに合わせて選ぶようにしましょう。プライベートでも親しくしている上司には、基本的にはプライベート寄りの年賀状で問題ありません。

また、ビジネスの場合とは異なり、写真入りの年賀状は、より親近感を伝えることができ好印象です。特に前年中の結婚・出産・転居等の報告には写真を添えるのが効果的です。

応用として、親戚・友人家族宛に送るような場合は、連名にすることもできます。主となる人のフルネームの左側に奥さんやお子さんの「名」と「様」を、「名」の頭を揃えて記載します(下のみほん画像を参照)。

正しいと思って書いていた年賀状のNG・マナー違反

年賀状には、賀詞(祝い言葉)として使用されるたくさんの言葉があるのは冒頭でお伝えしたと思いますが、“とりあえず周りが使っているから使っている”“テンプレートにあるものをそのまま使っている”という方、いらっしゃいませんか?
意外と知られていないのですが、きちんとした使い方をしないと失礼にあたってしまう賀詞や間違った日本語であるにも関わらず、それを理解しないまま新年のあいさつをしている方が実に多いのです。
今回は、その一部をご説明しますね。

◎「賀正」「新春」の正しい使い方?

「賀正」「新春」お正月のテレビや年賀状でよく目にするこちらの賀詞。
賀正…正月を祝うこと
新春…新年(を迎えること)
という意味であることを知って使っていた方、どれくらいいらっしゃいますか?
このふたつの意味を見てみると、固いというか見出し調というか、単に行為を述べたもので、相手への敬意といったものが省力されていることが分かりますね。
親しい友人などには使用してもよいと思いますが、目上の人に送る年賀状となると、漢字一文字や二文字では言葉としての敬意が足りず、失礼な言い方になってしまいます。
目上の方に年賀状を送る場合は「謹賀新年(謹んで新年をお祝いします)」「恭賀新年(恭しく新年をお祝いします)」といった相手に対しての敬意と丁寧な気持ちの言葉が必要になってきます。
このことから、目上の方に送る年賀状には四文字の賀詞が望ましいということがわかりますね。
どの賀詞を使用したらいいのか迷っている方は相手を選ばない「謹賀新年」や「明けましておめでとうございます」を使ってみてください♪

◎賀詞をふたつ使用していませんか?

よくある例として「新年あけましておめでとうございます」が挙げられます。
こちらの挨拶文、違和感ないという方が結構いらっしゃるのではないでしょうか?
「あけましておめでとう」とは、新しい年が明けておめでとうの意味になります。
新年=新しい年となりますので「新年あけましておめでとうございます」となると「新しい年新しい年が明けておめでとう」と新しい年が重複してしまいます。
一般的に間違いだから使ってはいけない!!とは言い切れませんが日本語の意味として正しく使うのであれば
→ 新年おめでとうございます
→ あけましておめでとうございます
というように賀詞をひとつのみ使用するのが正しい使い方です。
せっかく日本の伝統としての年賀状を出すのであれば正しい日本語を使用したいですものね。

◎A HAPPY NEW YEARの“A”って必要じゃないの?

A HAPPY NEW YEAR!
友人など親しい仲の相手には、この文章から年賀状を書き出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、A HAPPY NEW YEAR!は間違いなのです!
実は“A”がないHAPPY NEW YEAR!(新年おめでとう!)
が正しい挨拶となります。なぜだかわかりますか?
同じ挨拶の例でいいますとGood morning!やMerry Christmas!には“A”は必要ではないですよね。
それと同じで、HAPPY NEW YEARも挨拶なので“A”は不要ということになります。
※正しい文法で書くのであれば「A happy new year to you!(あなたにとってよい年になりますように)」や「Have a Merry Christmas and a Happy New Year(よいクリスマスと新年を!)」といった形になります。
最後に豆知識として
「一月一日 元旦」と年賀状の最後に日付を書いていませんか。
元旦という言葉は、一月一日の朝のことを指しますので、上の例だと「一月一日」を二回書いていることになります。
日付を入れる場合は、平成28年 元旦 や 2016年1月1日といったように書くのが正しい書き方となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。新しい年の訪れを祝い、祝福の言葉を贈る年賀状。目上の相手への年賀状やビジネス上のおつき合いのある相手への年賀状には書式や言葉遣いに配慮し、誤った賀詞を使わないようにしましょう。一年の初めに交わす年賀状の書き方やマナーを守った上で、よりよい年賀状を送ってみては?